Synmeの地政学がくしゅう帳

地政学でクールにザックリ日本の外交・軍事を学ぶ

地政学を学ぶフレームワーク03

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クールにザックリ学ぶための工夫として、これまで数十年も・今現在も・そして暫く先まで「アメリカの時代」だという仮説に立つ。
15世紀末から500年ほどヨーロッパの時代が続いていたけれど、1600年のイギリス東インド会社の設立に始まる「イギリスの時代」が第二次世界大戦で終わり、1991年のソ連崩壊でロシアはアメリカに冷戦で敗れた。Synmeは「アメリカの時代」というフレームワークを仮定して戦争の歴史を学習してみるということ。

ジョージ・フリードマン氏は100年予測 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)で以下のように書いている。

アメリカの支配はまだ始まったばかりであり、21世紀はアメリカの世紀になる。(中略)世界システムは過去500年にわたって、大西洋ヨーロッパ諸国の力に支えられていた。つまり、ポルトガル、スペイン、フランス、イギリス、そしてやや格下だがオランダの、大西洋沿岸諸国である。これらの国が世界を作り替え、人類史上初めて地球規模の政治経済体制を築き上げた。(中略)1492年のコロンブスの大航海から1991年のソ連の崩壊までの500年にわたってヨーロッパが独占していた地位を引き継いだのは、北米だった。

 外交・軍事のことを学習しようとする場合、時代ごとの超大国(あるいは世界帝国と呼ぶ方が適切かもしれない)との関係性を意識した視点で国際関係を観察するのは合理的だ。外交・軍事とは、すなわち国際関係だ。グローバル(Global)ではなく、インターナショナル(Inter-national)の国家間の利害関係を扱うことになる。例えば、日本に大きな影響を与える戦争が起こった場合、それは必ずその時代の超大国の利害に関わりがあったはずである。そして、超大国はあらゆる国際関係に口出し可能なのだ。地政学をクールにザックリ学ぶためには超大国との関係を常に意識する視点こそが最重要だとSynmeは考える。

じゃあ超大国ってどこ?ということだが、Synmeは前出書に従って1941年のレンドリース法成立以降を超大国アメリカの時代とみなし、1600年のイギリス東インド会社設立以降1941年までを超大国イギリスの時代であったとみなす。詳細は追々と。

 

文責:鵄士縦七

 

100年予測 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

100年予測 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)