Synmeの地政学がくしゅう帳

地政学でクールにザックリ日本の外交・軍事を学ぶ

アメリカの地政学01

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まずはアメリカの地政学を学ぶ。アメリカの地政学を学ぶ1冊目は高橋洋一氏の世界のニュースがわかる! 図解地政学入門をベースにして学ぶ。

高橋氏が同書で挙げるアメリカの主な戦争は以下の8つである(世界のニュースがわかる! 図解地政学入門p.194-5)。[US歴]はSynmeが追記した。

  1. 1898年[US122] 米西戦争
  2. 1914年[US138] 第一次世界大戦
  3. 1939年[US163] 第二次世界大戦
  4. 1950年[US174] 朝鮮戦争
  5. 1960年[US184] ベトナム戦争
  6. 1962年[US186] キューバ危機
  7. 1980年[US204] イラン・イラク戦争
  8. 1990年[US214 湾岸戦争

ちょっと話が脇にそれるが、日本の現在の外交・軍事を考える上での起点は1853年[US077]のペリー来航(黒船来航)だろう。江戸時代が終わる引き金となった日本の歴史上のインパクトから言っても、「いや〜ござったペリーさん」で年号を暗記できる覚えやすさから言っても起点として適切だと思う。

それた上に、余計なことだが、Symmeは「太平の眠りを覚ます上喜撰(蒸気船)たった4杯で夜も眠れず」という社会の教科書でも紹介されている狂歌が妙に印象に残っている。小学校?で習った時に、うまいこと言うなって思った記憶が強い。まあ、上喜撰が高級なお茶のことだとは知らないよね、とも思った記憶も同じ位強いけど。今改めて読むと、当時の日本人は冷静だったのかなとも思う。何せ、異国への恐怖よりも、支配者(江戸幕府)や周囲の同胞の慌てぶりを情けなく思う気持ちが勝っているから、「この世の終わり」って感じがあまりない。

さて、地政学の学習に戻る。Synmeは日本の外交・軍事を考えるために学んでいるので、アメリカの歴史も1853年[US077]あたりまで遡りたい。別途補足する必要があるが、まずは高橋氏のクールでザックリなスタンスを学ぶことを優先する。

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ちなみに、このペリー提督を日本に派遣したのはアメリカ13代大統領Millard Fillmore。もっとも、副大統領から昇格して大統領になったFillmoreは1952年[US076,4*463]に行われた大統領選に敗れて、再選を果たせなかったけど。

 

文責:鵄士縦七

 

世界のニュースがわかる! 図解地政学入門

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