ドイツの地政学01
さて、Synmeはドイツ帝国いわゆるドイツ第二帝国の地政学を学ぶ。
まずはプロイセンによるドイツ統一までの地政学は以下の様になる。Napoléon Bonaparteに敗れたドイツ諸邦がライン同盟に参加させられ、Napoléon Bonaparteが対仏大同盟に敗れた結果としてウィーン会議でオーストリアを盟主とするドイツ連邦が成立し、プロイセンがオーストリアを破ってドイツ連邦が解体されて北ドイツ連邦が成立し、プロイセンがNapoléon III(Charles Louis-Napoléon Bonaparte)のフランス第二帝政を破ってプロイセン国王がドイツ皇帝となることでドイツ統一が果たされると言う流れである。
- 1806年 ライン同盟の成立
- 1813年 ライン同盟の解体
- 1815年 ドイツ連邦の成立
- 1864年 シュレースヴィヒ=ホルシュタイン戦争(デンマーク戦争)
- 1866年 普墺戦争、ドイツ連邦の解体
- 1867年 北ドイツ連邦の成立(プロイセン国王の連邦主席就任)
- 1870年〜1871年 普仏戦争
- 1871年 ドイツ帝国の成立(ドイツ統一、プロイセン国王のドイツ皇帝戴冠)
そして、成立後のドイツ第二帝国は戦争を避けるために同盟戦略を展開する。
とりあえずSynmeはこの辺りまで駆け足で学びたい。三国同盟の結成、そして、ドイツ第二帝国による独露再保障条約の更新拒絶、このドイツの脅威が露仏同盟(1894年1月4日)の締結へとつながって行く。
文責:鵄士縦七