ニッポンの地政学38:1905.12.21韓国統監府の設置
ひきつづきニッポンの地政学を学ぶ。今回は韓国統監府の設置。最初に、クールにザックリまとめる。
1905年[US129]12月21日ニッポンは第2次日韓協約に基づき漢城に統監府を設置、初代統監には伊藤博文が就いた。
1905年[US129]12月21日ニッポンは勅令(韓国ニ統監府及理事庁ヲ置クノ件(明治38年勅令第240号))を発し、韓国統監府を漢城(現ソウル)に設置した。その主な役割は大韓帝国が勝手に第三国と外交しないように監視することにあった。
加えて、韓国統監は韓国守備軍の司令官に対する指揮権も有していたため、軍事面のトップでもあった。
第2次日韓協約の締結(1905年[US129]11月17日)後、11月末にはイギリス公使館が、12月にはアメリカ公使館が撤退し、清やロシアの公使も本国に召還されたようで、ニッポンによる大韓帝国の保護国化は事実上も国際社会に認められていたようだ。
文責:鵄士縦七