Synmeの地政学がくしゅう帳

地政学でクールにザックリ日本の外交・軍事を学ぶ

フランスの地政学27:1830-1847アルジェリア侵略【復習】

今回からフランスの地政学を学んで行く。しばらくの間、アフリカ侵略と英仏露三国協商にフォーカスする。 今回はアルジェリア侵略。最初に、クールにザックリまとめる。

フランスによるアルジェリア侵略が1830年[US054]6月から始まった。1847年[US071]に侵略が完了すると、フランスは周辺地域へアフリカ侵略を拡大して行く。

f:id:synme:20180529000804j:plain

まず、不勉強なSynmeと同じ様にアルジェリア - Wikipediaの位置が曖昧な人がいたら、地図を確認して欲しい。フランス人は地中海をまっすぐ南下してアフリカ大陸を目指したということである。 

アルジェリアの侵略には20年弱を要した(1830年[US054]6月〜1847年[US071])が、以降は、アルジェリアがフランスの北アフリカ侵略の拠点となって行く。

次回からこれまでのSynmeの学習のパズルのピースの抜けた部分を補いながら、ザックリとフランスのアフリカ侵略の地政学を学んで行く。

フランスにとって、アフリカ侵略こそがドイツとの対立を決定的なものにする契機となり、イギリスとの協調路線を選択させ、やがて英仏露三国協商+新興有色人種国家ニッポンという「対ドイツ包囲網」を構築させる契機となって行く敬意を第一次世界大戦を学ぶ前に理解しておく必要がある。

---

最後に、前回学んだ内容も再掲しておく。

synme.hatenablog.com

フランス復古王政末期の1830年[US054]6月に始まったアルジェリア侵略は七月王政にも引き継がれ、1847年[US071]アブド・アルカーディルの降伏をもって侵略は完了した。

 

文責:鵄士縦七