Synmeの地政学がくしゅう帳

地政学でクールにザックリ日本の外交・軍事を学ぶ

Inspired by 西野亮廣エンタメ研究所20190412

Synmeは情報収集のために複数のオンラインサロンに入ってみてます。一言で言うと、オンラインサロンは多様化しつつある個人による資金調達手法の1つです。

Synmeが入っているオンラインサロンの1つに西野亮廣エンタメ研究所というところがあります。ここは、月会費が1,000円と安く、かつ、ほぼ毎日オーナー自身の投稿が読めると言う特色があるオンラインサロン。

https://salon.otogimachi.jp/…/1hc1srjr-johu-o7eg-33xn-r8u88…

オンラインサロンは内容について口外禁止なので、インスパイアされたことだけ書くことにします。

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「街のコンセプト」というフレーズがあります。

もうだいぶ前に授業で学んだことですが、ニッポンは諸外国に比べて所有権が「強い」そうです。

「所有権が強い」という言い方が分かりにくいとすると、「所有権が制限される範囲が相対的に少ない」と言い換えれるかもしれません。

簡単に言うと、ニッポンの民法における所有権について、諸外国並みに公的な制限がかけられる法体系だったとしたら、東京の街並みもパリの様に整備されていたかもしれないと言うことです。

ニッポンの場合、土地の所有者が立退かないと、そこに鉄道を通すことも、幹線道路を通すことも、空港の滑走路を建設するすることもできないというケースがあります。詳しいことをSynmeは不勉強で知りませんが、諸外国では、公益と個人の所有権(=私益)を比較して、公益が著しく大きい場合には、土地の所有者と言えども代替地を与えられるないしは補償金を受け取るなどする代わりに立ち退きを強制されるケースもあると言うことです(もちろん共産主義国家ないし独裁国家の話ではなく、あくまで民主主義国家での話を前提としています)。

この話をSynmeがよく覚えているのは、「ニッポンでは●●という人権・権利が十分に保護されていない」という話は比較的よく聞く一方で、「ニッポンでは●●という人権・権利が過度に保護されている」ということがあり得るということに気付くきっかけになったからです。

法律の話を離れても、多くのニッポン人が愛してやまない「事なかれ主義」と相まって、今のニッポンの社会は「過保護」というのが社会の活力を奪う原因になっている可能性がある、という視点も頭の片隅に置いておいてよいのでは、とSynmeは思います。

「街のコンセプト」に話を戻します。

そんなニッポンでも、街をスクラッチから丸ごと開発していれば、その街の開発者(すなわち文字通りの意味でのデベロッパー)は自由自在な「街のコンセプト」を実現できることになります。

そんな街あるの?と思いますがあるんです。最近注目されているユーカリが丘 - Wikipediaという街、千葉県佐倉市のベッドタウンで山万 - Wikipediaという会社がデベロッパーだそうです。

 

文責:鵄士縦七