Synmeの地政学がくしゅう帳

地政学でクールにザックリ日本の外交・軍事を学ぶ

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

【再掲】ドイツの地政学07:1865.8.14ガスタイン協定

【再掲にあたっての備忘録】Otto von Bismarckは勝利するためには妥協の労を惜しまない。第2次シュレースヴィヒ・ホルシュタイン戦争の戦果について、ガスタイン協定により、プロイセン王国は一旦オーストリアに譲歩した。 ドイツ帝国すなわちプロイセン王国…

【再掲】ドイツの地政学06:1864.2.1−10.30第2次シュレースヴィヒ・ホルシュタイン戦争

【再掲にあたっての備忘録】鉄血宰相Otto von Bismarckの登場によりプロイセン王国によるドイツ統一が始まる。その過程で、オーストリア、Napoleon III率いるフランス第二帝政及びイタリア王国に少なからぬ影響を与えていく。 開幕はデンマークとの再戦、第2…

イタリアの地政学05:1861.3.17イタリア王国の成立

今回はイタリアの地政学としてイタリア王国の成立を学ぶ。最初にクールにザックリまとめる。 Garibaldiと赤シャツ隊により両シチリア王国もサルデーニャ王国に併合されることとなり、1861年[US085]3月17日イタリア王国が成立した。 サルデーニャ王国は、第2…

フランスの地政学49:1860サルデーニャ王国による中央イタリア諸国の併合

イタリア統一戦争との関連でフランスの地政学を学ぶ。今回はサルデーニャ王国による中央イタリア諸国の併合。最初に、クールにザックリまとめる。 1860年[US084]フランス第二帝政はサヴォワとニースをサルデーニャ王国から獲得した。サルデーニャ王国の中央…

イタリアの地政学04:1860サルデーニャ王国による中央イタリア諸国の併合

今回はイタリアの地政学として中央イタリア諸国の併合を学ぶ。最初にクールにザックリまとめる。 1860年[US084]サルデーニャ王国は、イギリスとフランス第二帝政の許可を得て、パルマ公国、モデナ公国、トスカーナ大公国、ローマ以外の教皇領を併合した。し…

イタリアの地政学03:1859.4.29-7.11第2次イタリア独立戦争

今回はイタリアの地政学として第2次イタリア独立戦争を学ぶ。最初にクールにザックリまとめる。 1859年[US083]4月29日サルデーニャ王国がオーストリアと開戦。秘密協定でフランス第二帝政と同盟を組んでいたサルデーニャ王国が勝利してロンバルディアを獲得…

【再掲】フランスの地政学12:1853.3.28-1856.3.30クリミア戦争(ロシア・トルコ戦争)、パリ条約

【再掲にあたっての備忘録】ロシアとオスマン帝国の対立の原因を作ったのは、実はNapoléon IIIであった。勝利した上、講和会議も主催したフランス第二帝政の国際的地位は急速に高まり、バルカン半島を巡るオーストリアとロシアの対立が深まる端緒ともなり、…

【再掲】ロシアの地政学24:1853.3.28-1856.3.30クリミア戦争(ロシア・トルコ戦争)、パリ条約

【再掲にあたっての備忘録】この時期は、ロシアのバルカン半島南下政策が継続していた。しかし、直接の対立の発端となったのは、オスマン帝国が支配していたエルサレムをめぐる聖地管理問題だったようだ。イギリスの外交方針が不鮮明(つまりロシアを支持す…

イタリアの地政学02:1853.3.28-1856.3.30クリミア戦争

今回はイタリアの地政学としてクリミア戦争を学ぶ。最初にクールにザックリまとめる。 1853年[US077]サルディーニャ王国はフランス第二帝政とイギリスの歓心を得るためにクリミア戦争(〜1856年[US080])に参戦した。参戦の見返りは特になかったが、中立の立…

イタリアの地政学01:1848.3.23−1849.3.24第1次イタリア独立戦争

今回はイタリアの地政学として第1次イタリア独立戦争を学ぶ。最初にクールにザックリまとめる。 1848年革命(諸国民の春)により民族意識が高揚、1848年[US072]3月23日サルデーニャ王国もオーストリアに宣戦布告しロンバルディア地方の併合を狙ったが敗北し…

地政学を学ぶフレームワーク21

さて、いよいよ第一次世界大戦へと学習を進めて行く予定である。 そのために、Great Game終焉の時期におけるドイツの地政学、イタリアの地政学を整理して学習し、併せてオーストリアの歴史を学ぶ必要がある。その上で、バルカン戦争を学んで行くことで、第一…

チャイナ、モンゴル、チベットの歴史(辛亥革命〜第三革命)

最後に今回は、辛亥革命勃発から第三革命までのチャイナ、モンゴル、チベットの歴史を復習する。辛亥革命から第三革命までの間に第一次世界大戦の勃発(1914年[US138]7月28日)があるのだけれど、一旦チャイナ、モンゴルとチベットの復習に留める。 辛亥革命…

ニッポンの地政学57

前回に続けて、日露戦争後のニッポンの外交を復習する。コリアについては、ニッポンは列強各国の承認を得ながら韓国併合に至る。 コリアについて簡単に復習しておく。日露戦争の最中に竹島の編入もしているので、ついでにまとめて復習する。 既に復習済みだ…

ニッポンの地政学56

前回に続けて、日露戦争後のニッポンの外交を欧米列強との外交面から復習する。明治ニッポンの悲願であった関税自主権の回復も達成される。一方で、チャイナ分割に関連してアメリカとの外交関係が変化してくる点が重要である。コリアについては、ニッポンは…

ニッポンの地政学55

つづいて今回は、日露戦争後のニッポンの外交を欧米列強との外交面から復習する。明治ニッポンの悲願であった関税自主権の回復も達成される。一方で、チャイナ分割に関連してアメリカとの外交関係が変化してくる点が重要である。コリアについては、ニッポン…