Synmeの地政学がくしゅう帳

地政学でクールにザックリ日本の外交・軍事を学ぶ

地政学を学ぶフレームワーク

地政学を学ぶフレームワーク21

さて、いよいよ第一次世界大戦へと学習を進めて行く予定である。 そのために、Great Game終焉の時期におけるドイツの地政学、イタリアの地政学を整理して学習し、併せてオーストリアの歴史を学ぶ必要がある。その上で、バルカン戦争を学んで行くことで、第一…

地政学を学ぶフレームワーク20

しばらく書けていなかったけれど、令和初日に再開する。 1月下旬から日露戦争(1904年[US128]2月8日〜1905年[US129]9月5日)以降のニッポンの地政学を学んできた。 世界的な視点からは、日露戦争(1904年[US128]〜1905年[US129]9月5日)を契機とするGreat Ga…

地政学を学ぶフレームワーク19

前回の地政学を学ぶフレームワーク18 - Synmeの地政学がくしゅう帳で書いた通り、アメリカによるオレンジ計画(War Plan OrangeまたはPlan Orange)の策定について学ぶ。 Synmeはまだ不勉強であるし、オレンジ計画そのものは第二次世界大戦の時に再度触れる…

地政学を学ぶフレームワーク18

前回の地政学を学ぶフレームワーク17 - Synmeの地政学がくしゅう帳で書いた様に、Synmeはニッポンの地政学を大正時代の終わりまで継続して学ぶ予定である。 加えて、並行してフランスの地政学を少し遡って学習したいというのも書いた。 ところで、当時のフラ…

地政学を学ぶフレームワーク17

第1期グレートゲーム(The Great Game)が終了した。 Napoleonに対して共に戦ったロシアとイギリスがアジアで対立する中、新興国ドイツ第二帝国が台頭してイギリスとフランス第三共和政の共通の敵となり、イギリス・フランス・ロシアが三国協商を組み、ドイ…

地政学を学ぶフレームワーク16

ようやくアメリカもチャイナ分割(瓜分)に顔を(口を)出したところで、日英同盟の締結(1902年[US126])そして日露戦争(1904年[US128])へと話を進めたいところである。 しかし、イギリスの地政学に関連するアフリカ分割だけ簡単に学んでおきたいとSynme…

地政学を学ぶフレームワーク15

ここのところ、Synmeはチャイナ分割(瓜分)を学んでいる。日清戦争以降で学んだ項目を列挙してみると以下の通りである。 ニッポンの地政学19:1894.7.25-1895.4.17日清戦争、馬関条約 ロシアの地政学33:1895.4.23三国干渉 ニッポンの地政学21:1895.11.8遼…

地政学を学ぶフレームワーク14

2017年7月17日からSynmeは地政学を学んでいる。ニッポンのこれからの外交と軍事について、自分なりに考えられるようになりたいからである。 そして、Synmeは、高橋洋一氏の世界のニュースがわかる! 図解地政学入門に基づいて、地政学とは「世界の戦争の歴史…

地政学を学ぶフレームワーク13

ドイツの地政学を学んでいるが、ドイツ帝国の統一過程に並走する形で国際情勢に登場し始めているイタリア王国、その前身としてのサルデーニャ王国について簡単にまとめておく。 サルデーニャ王国は第1次イタリア独立戦争ではオーストリアに敗北するものの、…

地政学を学ぶフレームワーク12

Synmeの中ではひきつづきロシアの地政学を中心に学び続けているつもりでいる。 関連して学習してきたインドチャイナにおけるフランスの地政学が1899年[US123]のフランス領インドシナ連邦完成で一段落した。Synmeなりの整理で言うところの第2象限(ユーラシア…

地政学を学ぶフレームワーク11

Synmeの中ではひきつづきロシアの地政学を中心に学び続けているつもりでいるものの、アジアでのロシアの地政学を学ぼうとすると色々関連してきて面白い。自分の不勉強を改めて実感するばかりだけれど。 日本語でインドシナと言うと、まるでそういう地域が存…

地政学を学ぶフレームワーク10

19世紀後半から20世紀初頭にかけて、相次いで大陸横断鉄道と運河が建設された。 Synmeは現状、「ロシアの地政学」に並行して「フランスの地政学」や「イギリスの地政学」などを学んでいるが「鉄道と運河の地政学」も加えておきたい。 Synmeがロシアの経済学…

地政学を学ぶフレームワーク09

ロシアの南下政策がバルカン半島でもアフガニスタンでも阻まれたところまできた。時間が前後するが、ロシアの地政学の次回からはアロー戦争(第2次アヘン戦争、1856年[US080]6月28日〜1860年[US084]10月/11月)を皮切りにアジアにおけるロシアの地政学4つを…

地政学を学ぶフレームワーク08

それではロシアの地政学を学ぶ意義は何だろう? ロシアはグレートゲームにおいてイギリスと対立し、中東とも深く関わってきた歴史を有し、冷戦においてアメリカと対立した大国である。冷戦終結の1つの大きな要因となったのもソ連のアフガニスタン侵攻と泥沼…

地政学を学ぶフレームワーク07

Synmeは「いや〜ござったペリーさん」でお馴染みの1853年[US077]のペリー来航(黒船来航)を日本の現在の外交・軍事を考える上での起点と捉えている。 イギリスの地政学を学ぶ場合もこの時期のイギリスとヨーロッパの関係を起点として学びたい。アメリカの地…

地政学を学ぶフレームワーク06

イギリスの地政学を学ばなければいけない理由は中東問題に留まらない。 そもそもSynmeは地政学を学んでいるのは、日本のこれからの外交と軍事について、自分なりに考えられるようになりたいからだった。そして、クールにザックリ学ぶための工夫として、Synme…

地政学を学ぶフレームワーク05

前回までアメリカの地政学として革命戦争から冷戦終了までを学んできた。次にどう学んで行くべきか、Synmeなりに色々と考えた。 その結果、Synmeは次回から以下のような順序で学んで行くことにした。 フランスの地政学をごく一部だけ、かつ、数回分だけ学ん…