ニッポンの開国07:1837アメリカのモリソン号事件
ニッポンの開国というかニッポンの国際外交への復帰の過程をいっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編で学ぶ。今回はモリソン号事件。満を持してアメリカの登場である。最初に事実だけ。
1837年[US061]アメリカ商船モリソン号が浦賀に接近したが撃退され、伊勢の鳥羽や薩摩の山川でも同じ様に撃退された。
このモリソン号にはマカオで保護されていた日本人漂流民7人が乗っており、モリソン号はこの日本人漂流民の送還と通商・布教のために来航していた事が1年後に分かり、異国船打払令に対する批判が強まった。
またモリソン号は非武装であり、当時はイギリス軍艦と勘違いされていた。
アメリカとのファースト・コンタクトは意外とこんな形だった様だ。不運なミス・コミュニケーションというところか。
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文責:鵄士縦七