Synmeの地政学がくしゅう帳

地政学でクールにザックリ日本の外交・軍事を学ぶ

イギリスの地政学19:1884イギリス領ソマリランドの成立

19世紀後半、アフリカの角(Horn of Africa) 周辺で列強の動きが活発になる。今回はイギリスの地政学として、イギリス領ソマリランドの成立を学ぶ。最初に、クールにザックリまとめる。 

1884年[US108]アデン海軍基地に駐留していたイギリス軍が食料調達目的で対岸(現在のソマリランド共和国)地域に駐留を始め、イギリス領ソマリランドが成立した。

f:id:synme:20190825215612j:plain

アフリカの角(Horn of Africa) 周辺でフランス第三共和政に次いで植民地化に着手したのはイギリスだったようだ。

現在のソマリランド共和国(ソマリランド - Wikipedia  )の地域に、アラビア半島のアデン(アデン - Wikipedia)海軍基地に駐留していたイギリス軍が食料調達目的で対岸のアフリカの角公開沿岸地域に駐留を始めたことを契機として、イギリス領ソマリランドが成立した。

なので、"Aden's butcher's shop"と通称されていたと言うことだ。マジか。Synmeが思うに、この辺りのスケール感でニッポン人は欧米列強に劣る気がする。

イギリス領ソマリランド(現在のソマリランド共和国)は、フランス領ソマリランドの東側に位置する。

ソマリランド共和国は事実上は独立国家として機能するも、国際的に国家の承認はされていないそうだ。ただし、ソマリア連邦共和国(ソマリア - Wikipedia)との再統合は非常に難しいのが現状とのこと。

以下のWikipediaを参照しました。

 

文責:鵄士縦七