Synmeの地政学がくしゅう帳

地政学でクールにザックリ日本の外交・軍事を学ぶ

Synmeが2つだけ外資系新入社員にアドバイスしていたこと

サラリーマンを卒業したので、いくつかのトピックでサラリーマンについて書いてみようと思います。今回は、Synmeが外資系新入社員にアドバイスしていたこと2つ。最初に、クールにザックリまとめる。

Synmeが外資系新入社員にアドバイスしていたのは、①3秒で話せる様になった方がいい、②得点しか評価されないと思っておいた方が良い、の2点です。

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良い意味でも悪い意味でも、最初の業界(あるいは職場)の経験がそれぞれの働き方に影響を与える度合いは大きいとSynmeは思います。朱に交われば赤くなる、のです。多くの人間は。

Synmeも御多分に漏れず、ですので、その前提で読んでください。外資系のフロントに就職を予定している学生の方や新入社員の方には何かしら参考になるかも。

簡単にですが、それぞれ説明します。

 

まず、なぜ①3秒で話せる様になった方がいい、のか?

新入社員のアナタが職場で話す上司および先輩の時給は高いから、というのがまあ1つめの理由ですかね。

それより大事なのは、素早く話せないと以下の3つのデメリットがアナタにあるというのが2つ目の理由です。ディフェンスですね。

  1. 「コイツ俺or私の時間が貴重だと分かってないんじゃないか?」と思われ、センスない奴と思われるリスクが高い
  2. 「コイツ自分(アナタです)の話は聞いて貰えると思ってるんじゃないか?」と勘違い野郎というレッテルを貼られるリスクが高い
  3. アナタのアタマが悪いと思われるリスクが高い。シンプルに。自分から話しかける場合に限定すると、自分のタイミングで話せるわけだし、クイックにスマートに話せないとほぼ確実にアタマ悪いと思われる、かもしれません。

そして、3つ目かつ最大の理由は「3秒で1つのことを話せれば、そのアナタの発言に(相手にとっての)意味が認められれば次の3秒の機会が与えられる」から、です。

3つのことを伝えても10秒経ってませんからね。効率的です。聞く側(正確に言うと入社直後で一文の価値もないアナタの発言を聞かされる側)も、これならハッピーでしょう。

そして、そういう風に話せれば、内容がまるでダメでも、センスが良い、見込みがある、と思われる確率が高いと思います。あくまでSynmeの私見ですが…

ちなみに蛇足ながら、 3秒は例えなので、「それくらいの気持ちで」という趣旨でSynmeは使っていました。

 

では、次になぜ、②得点しか評価されないと思っておいた方が良い、のか?

1つ目の理由は、どうせ失点はしてしまうから、ですかね。新しい職場のルールとか、新しい仕事の要点とか、知ってる方が珍しいですからね。失点を減らすのは難しいのです。だから得点にフォーカス。

2つ目の理由は、 とは言え1回教えてもらった仕事ができる様になるのは「当たり前」なので、アナタがアナタ自身を日々評価する時に「ミスしなかった」みたいに失点を防いだことに満足していると危険だからです。得点しか評価されないのですから、なにか自分から質問したり、動いたり、できなかった日は自己評価0点という正しい評価ができます。

3つ目の理由は、得点した場合、一定の確率でポジティブな噂が広まるから、です。嫌う人もいますが、「●●って、使える〜」と言わせるということです。 

どんな小さな仕事でも、与えられた仕事は須らく❶その仕事を完成させる、❷その仕事で自分の評価を上げる、という2つのタスクがあると考えるべきです。

そうだとすると、どんな仕事でも「得点の機会」を狙わないといけませんよね?

 

以上です。地政学を学んでいる時と文体がビミョウに違う自覚がありますが、外資のオフィスのライブ感と思って頂けると幸いです。

 

文責:鵄士縦七

  

 

追伸:このトピックについては、あと2本だけ記事に書いてみます。記憶が薄れる前に「なる早」で。

  • Synmeがサラリーマンをしている間ずっと気をつけていた唯一のこと
  • おっさんサラリーマンが語りたがる「給料とは我慢の対価だ」って何なのか?