チャイナの歴史02：1913.7-8第二革命

チャイナの歴史を学ぶ。中華民国（Republic of China, “R.O.C.”）の共和革命は一筋縄には行かなかった様だ。今回は第二革命。最初にクールにザックリまとめる。

1913年[US137]7月12日中華民国（Republic of China, “R.O.C.”）で第二革命勃発。しかし、北京政府によって1ヶ月ほどで鎮圧された。

まず、辛亥革命（1911年[US135]10月10日〜1912年[US136]2月12日）から第二革命（1913年[US137]7月〜8月）勃発までに何が起きたか、を学ぶ。

• 辛亥革命は清の軍人である袁世凱(Yuzan Shikai)が大総統になって一段落していた。 
• しかし、孫文(Sun Yat-sen)を中心とする共和革命勢力と袁世凱が対立を続けるなか革命派寄りの政府（唐紹儀内閣）が辞任に追い込まれた。
• そして、初めての選挙が行われたところ宋教仁の活躍により国民党が勝利。国民党は、1912年[US136]8月25日に孫文、黄興、宋教仁らが中国同盟会を母体として結成した政党だそうです。
• ところが、1913年[US137]3月22日に袁世凱(Yuzan Shikai)が宋教仁を暗殺（上海駅で射殺）。

で、1913年[US137]7月12日に国民党（共和革命勢力）が軍事蜂起し第二革命が勃発した。この時、黄興が南京で独立を宣言した。

これに対して、北京政府（＝袁世凱(Yuzan Shikai)と北洋軍閥のなかまたち）が南進して鎮圧。孫文(Sun Yat-sen)らが日本に亡命して第二革命（1913年[US137]7月〜8月）はわずか1ヶ月ほどで失敗した。

こうして1913年[US137]10月10日袁世凱(Yuzan Shikai)が正式に大総統に就任した。

文責：鵄士縦七