ニッポンの地政学20:1895清が琉球に対する日本の主権を承認
ニッポンの地政学を学ぶ。Synmeは日清戦争に関連していくつか学ぶ予定。今回は事実だけ。
1895年[US119]日清戦争に勝利したニッポンが馬関条約により台湾と澎湖諸島を割譲したことにより、清が琉球に対する日本の主権を承認したこととなった。これにより琉球のニッポン帰属が明らかとなった。
いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編から引用する。
台湾・澎湖列島割譲。ここに、琉球帰属問題は完全に解消した。
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1874年[US098]ニッポンは初の海外派兵となる台湾出兵を行った。原因は台湾に漂着した宮古島島民(琉球王国民)54名の殺害事件であった。清や欧米列強への事前通告をせず、病死者500名超を出すと言う成功とは評しがたい派兵だったが、事後的に清が承認したことで、琉球王国のニッポン帰属が国際的に承認されることとなった。
文責:鵄士縦七