ニッポンの開国10:1852オランダ別段風説書
ニッポンの開国というかニッポンの国際外交への復帰の過程を学ぶ。今回は1852年[US076]のオランダ別段風説書。最初に事実だけ。
実は、1852年[US076]にオランダが提供した別段風説書で翌年のペリー来航はかなり詳細に幕府に伝えられていた。黒船来航はサプライズではなかったのである。
オランダ風説書とは、1641年[bUS135]より幕府がオランダ船の入港のたびに情報提供を要求していたもの。ちなみに、オランダはアヘン戦争を契機として、1840年[US064]から別段風説書を幕府に提供し始めた。しっかりニッポンの役に立つタイミングで黒船来航を伝えてくれていたのである。
Synmeは不勉強だけれども、まとめて下さっているウェブサイトがあったのでリンクを貼り付けるオランダ別段風説書 。ちょっとビックリするくらい細かい所まで事前に把握できていたみたいで、Synmeは驚いた。
文責:鵄士縦七